>神に是認された唯一の組織? 3

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ものみの塔にお尋ねします

神に是認された唯一の組織? 3

藤井寺キリスト教会 牧師 池田 豊

17. 不遜にもエホバの御名をみだりに用いて、ハルマゲドンについての間違った情報を、エホバの証人の方々に伝えたものみの塔組織は、それ以外のことでも、間違いを教える可能性があると考えてはいけないのでしょうか。もし、可能性がないとおっしゃるならその根拠はなんですか。

ものみの塔組織独自の、ひとりよがりな独断的主張以外にあれば、教えて下さい。エホバの証人(ものみの塔の犠牲者)の数が増えていることは、その根拠にはなりえません。実際、世界的にみて、同姓愛好者も、占いや、霊ばいに伺いをたてる人も、数的には祝福されているようにみえますが、彼等が人々を誤りに導く可能性は大きいということには同意していただけることと思います。

18. ハルマゲドンの時についての間違い以外にも、ものみの塔組織が、聖書を誤って教えたり、他の神学者の著作や百科事典などを、非倫理的かつ、不正な方法で引用している事実などが、明らかにされているのですが、それらを御自分で確かめてみたいと思われませんか。 (この質問はものみの塔にではなく、エホバの証人の方、個人にお尋ねします。 )

19. ものみd)塔組織は、預言が外れたことを正当化しようとして、ヨットが風上へ進む時のタッキングを例に出し、偽頭言の修正やつじつま合わせを説明していますね。すなわち、方向は間違っていないが、逆風を利用して進む為に、軌道修正したと言っておられるのでしょうか。

20. これは、聖書のハルマゲドンの時をエホバ神から直接聞き、エレミヤやヨハネ級の預言者として諸国民に警告を発することの例話として用いるのには、大変無理があるように思えるのですか、いかがでしょうか。

21. と申しますのは、ハルマゲドンの時の予告はヨットが行き着くゴールなのであって、途中の風圧を受け、それを逆利用して進む途中の進行過程の描写としては、不適切だからです。そのメッセージは具体的な年代設定でした。

22. むしろその例話は、間違った預言をエホバの名において不遜にも語った偽預言者が、石打ちの死刑という風圧を逃れるため、もがき、あがきながら左右に逃げ回っている姿ととれないでしょうか。そしてまた、その逆境の風圧を、人為的なごまかしと、理由づけで逆利用し、組織を拡大し続け、前進しているものみの塔組織の姿をよく描写している、うまく作り上げた例話と見ることはできないでしょうか。

23. エホバの証人の皆さんは、 「私たちも人間だから、時には間違いをおかしても当然ではないですか。」とおっしゃいますね。本当にその通りです。それには異議はありません。でも、そのエホバの証人の皆さんを教え導く、神の霊感を受けてエホバ神の御名によって語る、ものみの塔組織の「忠実で思慮深い奴隷」はどうなのでしょうか。もう一度、申命記18章19~22節を読んでみて下さい。

24. もし、正確なハルマゲドンの時を予言することが誤りであるという、他のキリスト教会と同じ立場に、現在はものみの塔の皆さんも立っておられるというのでしたら、よくお考えになってから次の質問にお答え下さい。

それでは、あなたがたは、何の目的で高い塔、ものみの塔の上に上がっておられるのですか。 何を見張っておられるのですか。そして私たちに、一般のキリスト教会が警告することのできない、何を警告してくださるのですか。

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